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原則と例外

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法律の勉強を始める前は、あまり使わなかった言葉なのに、勉強開始後、日常でもつい使ってしまうようになった言葉というものがいくつかあります

その一つが、「原則」と「例外」☆

以前、日常会話では、いちいち、「原則は~~ですが、例外として~~という時もあります」などと言ったりしなかったのですが、法律の基本書を読んだり判例やその解説文を読んだりしていると、必ずと言っていいほどその言葉と出会います

そして、実務に就いてから、「物事に絶対ということはなく、必ず例外がある」という現実と向き合う回数が増えるにつれて、徐々にその言葉を使う回数が増えてきたような気がします


もう一つは、「失念」という言葉です☆

これは、「うっかり忘れること」を意味するのですが、元々は、仏教に用いられる言葉のようです

商法(会社法)を勉強していた時、「失念株」という言葉が出てきて初めてその言葉を知ったのですが、「あ、うっかり忘れていました」と言う代わりに、時々「あ、失念していました」という言葉が口をついて出てきたりします(^^;

友人と話している時に、「え?何それ?」と聞かれることがあって、焦ってしまうこともしばしば…

そんな訳で、日常生活の中では、できるだけ専門用語を避けて、分かり易い言葉を使うように心がけたいと思う今日この頃です☆

中原
by kaikou-law | 2007-11-16 18:30 | 業務
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