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判例研究会

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昨日の夜、“判例研究会”という勉強会がありました

以前私と青木先生が所属していた事務所のボスが、イソ弁(※居候弁護士なる言葉の略語です^^;)だった事務所の兄弟弁護士と、そのイソ弁達が集まって、毎月一回定例の勉強会を開いて最高裁判所の判例について一つずつ研究をしているのです

その勉強会では、世代を問わず多数の弁護士が集まるので、様々な議論を通じて、初めて聞く法律改正の話など、毎回多くの発見があります

また、最高裁判所の判決には、その言葉遣いや、法律の解釈方法などに、なるほどなぁ…と思う事が沢山含まれているので、できるだけ触れる機会を確保したいと思っています☆


そう言えば、昨日の判例研究会では、我妻栄という民法学者の本の事が話題にのぼりました

彼が論点として取り上げていたポイントの鋭さや、言葉遣いの美しさなど、話が多岐にわたっていくのがとても面白かったです

実は、私が法曹界に興味を持った時に大きな役割を果たしたのは、その我妻栄の「民法案内」という本でした

法学部を卒業した訳でもない私が、なぜあの時この本を手に取って買ってしまったのか?なぜこの本に、そして、法律に夢中になってしまったのか?
今振り返ってみても、不思議でなりません(^^;

その本との出会い以外にも、色々な偶然が幾つも重なって、気が付いたら司法試験を受け始めていたのですが、やはり、「民法案内」を読むと、今尚初めて読んだ時の感動が思い起こされます☆
by kaikou-law | 2008-04-23 18:30 | 法律
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