証人尋問手続きは、通常、裁判所の法廷で行われます
しかし、尋問をすることになる証人の仕事の状況や、健康上の問題などから、法廷ではなく、その証人のご自宅や職場などに出張した上で尋問を行う場合が出てきます
その場合、当然のことではありますが、裁判官や書記官も一緒に出張し、法廷ではない、普段とは全然違う雰囲気・緊張感の中で尋問手続きを行うことになります
通常、裁判所の法廷を使って行われる尋問の場合には、法廷が広く、壇上に裁判官がいたり、証人席から弁護士までの距離がいやに遠く感じられたりして、否応なく緊張してしまう距離感だったりするのですが、出張尋問となると、それが一変し、妙にみんなが近い距離感になり、手の届くような場所でお互いに言葉を交わすことになったりします
そういう変化が、全体の雰囲気や間合いにも変化をもたらしてくれるので、たまに出張尋問があると新鮮に感じるのですが…
近時、昨年までいた事務所のボスと一緒に出張尋問をする機会がありました
一人で尋問をする時よりも、複数で尋問をする時の方が、ずっと心強いのだということを改めて実感した次第です☆
そして、出張尋問特有の“変化”が、緊張感を和らげてくれることも実感しました☆☆