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面接交渉

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時折、離婚をした後、子供との面接交渉をさせてもらえないというご相談を受けることがあります

あるいは、別居して離婚調停を行っている最中に子供と面接交渉をさせてもらえないというご相談も受けます

子供と会いたいと思う親の心には、何の曇りもないような気がしてしまいますが、子供と会わせて欲しいと要求される側の親にとっては、会わせることにより何か問題が起こるのではないかとか、自分と子供との間で築いてきたリズムが乱れるのではないかとか、様々な不安が生まれるもののようです

ただ、子供というのは、片方の親だけでは生まれなかった存在ですから、本当の親が会いたいと言うのであれば、暴力をふるうだとかいう問題がなければ、会わせてあげても良いのではないかと思ったりします

それでも、「子供を本当の親に会わせることは良いことなのだ」…という価値観を持つ人はまだそう多くないのかもしれません

そういう意味で、子供をめぐる問題は、理屈や規制で向き合うことの難しい分野なのだなぁ…とつくづく思いながら日々格闘しています

中原
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by kaikou-law | 2007-11-30 18:30 | 業務

過払金返還請求

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業者からの借り入れが多額になり、返済が困難になってきた場合、「債務整理」の方法について検討することになります

個人の方が採れる債務整理の方法としては、任意整理、自己破産、個人再生、特定調停といった方法があります

この債務整理の方法を検討する中で、初回借り入れ日がかなりさかのぼるケースについては、「過払金」、すなわち、“返し過ぎたお金”というものがある場合がほとんどです

これは、利息制限法で定められた利率を超えた利率での契約を締結し、その契約にしたがって長い間返済を継続した結果、利息分として返し過ぎたお金が増え、元本もとっくに返済し終えていたりするのに借り入れ・返済をした本人は全く気付いていなかった…という事態が多数存在することを意味します

そのような場合、債務整理の依頼を受けた弁護士は、当然のことながら、貸金業者に対して「返し過ぎたお金を返して下さい」と要求するのですが、最近は、このような要求が重なっているため、貸金業者も簡単にはお金を返してくれません

中には、5割引きにして欲しいとか、10回の分割弁済にして欲しいとか、無茶を言う業者もあり、まるで弁護士の方が借金取りになったかのような状況が生まれていますが…

まじめに返済を継続してきた人が、返し過ぎたお金を返してくれと言うのは、極めて正当な権利行使なので、こちらとしても簡単に引き下がる訳にはいきません

そういう訳で、最近は、裁判所に過払金返還請求訴訟を提起しなければならなくなる場面が本当に多くなりました

それにしても、銀行預金の金利があんなに低い今の時代なのに、貸付金利の方は何故あんなに高いままが許されているのだろうか?…などということをいたく不思議に思う今日この頃です☆ 

中原
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by kaikou-law | 2007-11-29 18:30 | 業務

大丈夫

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日々、弁護士としてご依頼者やご相談者と接する業務というのは、概ねはっきりしています

法律相談、委任契約、電話や事務所での打ち合わせ、書類や証拠を出していただくための依頼、尋問の打ち合わせ、和解についての打ち合わせ、事件終了時のご説明…etc.

でも、時折、そのような通常の業務とは異なる用件でご依頼者の方が会いにいらっしゃることがあります

先日も、「色々将来の事を考えていたら不安で眠れなくなった」とおっしゃる方が事務所にいらっしゃいました

先の事を心配し始めたら際限なく不安が広がっていったというのは、誰しも経験することかもしれませんが、そういう時、しっかりと話を聞いてもらえる場所というのはなかなかないらしく、そのようなご依頼者の方はけして少なくありません

でも、こちらはプロのカウンセラーではないので、そのような場合、ひたすらお話を聞き、自分なりに思うところをお話をするということが精一杯だったりします

そんな時、最後に、「大丈夫ですよ」という一言を口にすると、こちらがハッとするほどの笑顔を見せて下さる方が多いことに最近気付きました

「大丈夫」
この言葉には何か魔法が隠されているような気がする今日この頃です

中原
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by kaikou-law | 2007-11-28 18:30 | 業務

道徳

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秋という季節柄、読書が趣味の私は、時間が空いた時につい本屋さんに行ってしまいます

文庫本のコーナーには、次々と新しいものが並ぶけれど、それと同時に、古典と言ってよいようなスタンダードな本たちが、装いも新たに並んでいたりするので、表紙を眺めているだけで心が浮き立ってきます

そんな風にして文庫本コーナーを彷徨って見つけた本の中に、『梅原猛の授業 道徳』(梅原猛著 朝日文庫)という本がありました

実務に出て、刑事事件(ことに少年事件)を受任する度に、最近、家庭や学校で“道徳”についてどう教えているんだろう?という疑問が頭の中によぎってきた私にとって、この本はどうしてもじっくり読んでおかなければならない本のような気がしたのです

・なぜ人を殺してはいけないのか?
・なぜ人のものを盗んではいけないのか?
…一見簡単なように思えるそれらの質問に、自信を持って答えることができるのだろうか?

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接見をする時、そのことについて被告人・少年たちと話し合ってきましたが、自分なりに理解して説明してきたつもりのそれらの質問の答えには、もっと、深く広い知識に裏打ちされた背景がなければならないのではないかと自問しながら今日に至りました

そんな自分にとって、この本は、改めて、“道徳”というものの意味することや、その価値について、整理する機会を与えてくれたような気がします

中学3年生向けの授業をまとめたものですから、言葉も平易かつ丁寧で、本当にわかりやすいものになっていると思いました

せっかくの読書の秋なので、興味のある方は是非読んでみて下さい☆

中原
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by kaikou-law | 2007-11-27 18:30 | 趣味

ふと気付けば

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ふと気付けば11月も最終週を迎えてしまいました

今週土曜日には12月となり、1年で一番慌ただしい1ヶ月を送ることになるんですね☆

事務所の受付にはすでにクリスマスツリーが飾られて、裁判所の期日もすでに年明けばかりが設定されるようになってきており、お歳暮の手配も終了し、クリスマス→大晦日→お正月に向けて心の準備もできて参りました

仕事面では、「今年の仕事はできるだけ年内に終わらせなきゃ」…などという気持ちが段々強くなり、毎年12月になると、ペンディングになっていた物やたまっていた書類の片付けが、ものすごいスピードでこなされてゆくので、たまに12月が来るといいなぁ…などと夢想してしまったりします(^^;

さ。
今週も頑張りましょう!

中原
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by kaikou-law | 2007-11-26 18:30 | 日常

立場が違えば…

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法律相談をしている時に、ご相談にいらした方のお話を伺っていくと、色々な経緯があって、弁護士に相談しなければならなくなるような状況になったのだなぁということが、徐々にわかってきます

しかし、いざ調停や訴訟の段階になって、相手方の言い分が出て来ると、相手には相手なりの考えや受け止め方があって、その状況に至っているんだなぁということもわかってきたりします

立場が違えば、物事の見え方が違ってくるのは当然のことなのかもしれません


それでも、時には、「同じ物事のようでも人によって見え方がこんなにも違うことがあるのか!」…と感嘆してしまうようなケースもあり、その度に、価値観の多様さや、物事の多面性ということを改めて見つめ直すことになるのでした☆

今日も空が青く高く美しい横浜でした


中原
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by kaikou-law | 2007-11-22 18:30 | 相談

銀杏並木

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横浜地方裁判所の前の通りにある銀杏並木が、ようやく黄金色に染まってきました

真っ青な高い空に黄色い葉っぱが美しく輝いて見えます

この先数日間で一気に全体が黄金色になっていくと思いますが、週明けの様子を見るのが今からとても楽しみです☆

横浜家庭裁判所は、当事務所から徒歩で10分~15分ほどの場所にあり(※ちなみに当事務所から横浜地方裁判所までは徒歩約2分です)、そこに辿り着くまでの間、この美しい銀杏並木をくぐり抜けることができます

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ですから、この時期に横浜家庭裁判所の期日があると、往復する時に木々や空ばかり眺めてしまいます

日本大通りから関内周辺には、こんな風に四季の変化を感じることのできる場所がちりばめられており、ありがたいことだなぁと思います☆

中原
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by kaikou-law | 2007-11-21 18:30 | 日常

委員会

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弁護士は、各都道府県毎に設置されている弁護士会に所属しなければなりません

そして、各弁護士会には、様々な委員会が設置されていて、様々な領域の出来事について、話し合いを行っています

横浜弁護士会にも、研修委員会、公害環境問題委員会、法教育委員会、広報委員会、刑事弁護センター運営委員会、司法改革推進委員会、国際交流委員会、人権擁護委員会などなど、様々な委員会があり、当事務所の弁護士も、各自3つ~4つぐらいの委員会に所属しているのです

さらに、日本弁護士連合会(日弁連)の委員会というものもあり、そちらにも、それぞれの弁護士が所属しています

弁護士にとっては、法律相談や、訴訟、当番弁護や国選弁護といったもの以外にも、この委員会活動というものが業務の中では割と重要な位置づけになっていて、それらをきちんとこなせるようになるのも、大切な事なのだと改めて思う今日この頃です

時間管理能力をちゃんと高めてゆきたいと思います☆

中原
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by kaikou-law | 2007-11-20 18:30 | 業務

大阪へ

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この週末は、山田先生や、そのほかたくさんの友人達と久しぶりに大阪へ行って参りました

以前は、あまり意識することのなかった大阪のいわゆる「コナモノ」=たこ焼き&お好み焼きでしたが、今回は、本当に美味しいコナモノの数々と出会うことができました

どうやったらあんな焼き加減と味になるのだろう?と一生懸命想像力をはたらかせてみたのですが、とにかく美味しくて、次々と口に運んでしまうばかりでした☆

道頓堀、通天閣、じゃんじゃん横丁、心斎橋などを歩き、”づぼらや”にてお昼ご飯を食べて、熱気溢れる大阪の街を満喫できて、大満足の秋旅行でした☆

こんな風な息抜きも、たまには素敵ですね♪

中原
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by kaikou-law | 2007-11-19 18:30 | その他

原則と例外

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法律の勉強を始める前は、あまり使わなかった言葉なのに、勉強開始後、日常でもつい使ってしまうようになった言葉というものがいくつかあります

その一つが、「原則」と「例外」☆

以前、日常会話では、いちいち、「原則は~~ですが、例外として~~という時もあります」などと言ったりしなかったのですが、法律の基本書を読んだり判例やその解説文を読んだりしていると、必ずと言っていいほどその言葉と出会います

そして、実務に就いてから、「物事に絶対ということはなく、必ず例外がある」という現実と向き合う回数が増えるにつれて、徐々にその言葉を使う回数が増えてきたような気がします


もう一つは、「失念」という言葉です☆

これは、「うっかり忘れること」を意味するのですが、元々は、仏教に用いられる言葉のようです

商法(会社法)を勉強していた時、「失念株」という言葉が出てきて初めてその言葉を知ったのですが、「あ、うっかり忘れていました」と言う代わりに、時々「あ、失念していました」という言葉が口をついて出てきたりします(^^;

友人と話している時に、「え?何それ?」と聞かれることがあって、焦ってしまうこともしばしば…

そんな訳で、日常生活の中では、できるだけ専門用語を避けて、分かり易い言葉を使うように心がけたいと思う今日この頃です☆

中原
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by kaikou-law | 2007-11-16 18:30 | 業務