調停委員

c0132608_13514272.jpg家庭裁判所では、婚姻費用分担、離婚、遺産分割、遺留分減殺etc.…様々な調停が行われています

その調停の際に同席する“調停委員”について、時折、「裁判官と同じ役割をする人ですか?」というご質問を受けることがあります

これに対するお答えは、「違います」…となります

調停は、そもそも審判や裁判とは異なる手続きで、あくまで裁判所という場所を提供し、その場所で、当事者が各々の言い分を示しながら、話し合いを継続して合意に至るためのものなのです

したがって、この手続きにおいては、審判や裁判のように、当事者ではない第三者たる裁判官が、「この事件の結論は証拠に照らしてこうなるべき」という結論を下すことはなく、あくまで、“当事者間の合意形成”が辿り着くべきゴールとして予定されています

その過程において、調停委員は、ゴールにたどり着くまでの間、それぞれの言い分を聞きながら各々の主張と根拠を確認しつつ、いわば“行司役”として話し合いを進めていく立場になる訳です

このような立場の調停委員が、どんな人たちで構成されているのかということについては、最高裁判所のHPに以下の通り紹介されています

【調停委員は、調停に一般市民の良識を反映させるため、社会生活上の豊富な知識経験や専門的な知識を持つ人の中から選ばれます。具体的には、原則として40歳以上70歳未満の人で、弁護士、医師、大学教授、公認会計士、不動産鑑定士、建築士などの専門家のほか、地域社会に密着して幅広く活動してきた人など、社会の各分野から選ばれています。平成17年現在、全国で約2万人の調停委員がいます。】

とりわけ、家庭裁判所で行われる調停の調停委員は、夫婦間・親族間の問題がテーマとなるだけに、極力、男性1名、女性1名が、2人1組でそれぞれの事件を担当するような配慮がなされているようです☆

お花見もそろそろ終盤ですね

皆様、素敵な週末を♪
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by kaikou-law | 2009-04-10 18:30 | 裁判所
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