以前、めまぐるしく息苦しい日々から逃れたくなり、4月30日に南仏に旅立ったことがあります
やがて日付は5月1日になり、ホテルを出て街を散策し始めた時、メーデーのためにバスが全く走らない日だと気付きました
一方で、あちこちにすずらんのブーケを売る屋台のようなものがあることに気付きました
白髪のおばあちゃん、5歳くらいの男の子、素敵なセーターを着た殿方…
色んな人が立ち止まってすずらんを買って行きます
それを見て、なぜみんなすずらんを買うのかと屋台のおじさんに聞いてみたら、フランスでは、5月1日は、すずらんを愛する人に贈る日なのだと教えてくれました
無造作にフランス語の新聞紙にくるまれたすずらんのブーケを、買ったみんなが幸せそうに眺めて持ち帰る理由がやっとわかりました☆
なんとも素敵な習慣だなぁ…としみじみ思いました♪