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道徳

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秋という季節柄、読書が趣味の私は、時間が空いた時につい本屋さんに行ってしまいます

文庫本のコーナーには、次々と新しいものが並ぶけれど、それと同時に、古典と言ってよいようなスタンダードな本たちが、装いも新たに並んでいたりするので、表紙を眺めているだけで心が浮き立ってきます

そんな風にして文庫本コーナーを彷徨って見つけた本の中に、『梅原猛の授業 道徳』(梅原猛著 朝日文庫)という本がありました

実務に出て、刑事事件(ことに少年事件)を受任する度に、最近、家庭や学校で“道徳”についてどう教えているんだろう?という疑問が頭の中によぎってきた私にとって、この本はどうしてもじっくり読んでおかなければならない本のような気がしたのです

・なぜ人を殺してはいけないのか?
・なぜ人のものを盗んではいけないのか?
…一見簡単なように思えるそれらの質問に、自信を持って答えることができるのだろうか?

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接見をする時、そのことについて被告人・少年たちと話し合ってきましたが、自分なりに理解して説明してきたつもりのそれらの質問の答えには、もっと、深く広い知識に裏打ちされた背景がなければならないのではないかと自問しながら今日に至りました

そんな自分にとって、この本は、改めて、“道徳”というものの意味することや、その価値について、整理する機会を与えてくれたような気がします

中学3年生向けの授業をまとめたものですから、言葉も平易かつ丁寧で、本当にわかりやすいものになっていると思いました

せっかくの読書の秋なので、興味のある方は是非読んでみて下さい☆

中原
by kaikou-law | 2007-11-27 18:30 | 趣味
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