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裁判員の選任手続き

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1年後にスタートする裁判員裁判を前に、色々な場面でその話題を耳にするようになってきました☆

そんな訳で、今日は、「裁判員ってどんな風にして選ばれるの?」という問いにお答えしてみたいと思います

①まず、各地方裁判所ごとに、前年の秋(※来年の分は2008年秋!)ころに、管内の市町村の選挙管理委員会がくじで選んで作成した名簿に基づいて、翌年の裁判員候補者名簿が作られます

②その後、前年の12月頃までに裁判員候補者に、「あなたは候補者名簿に記載されました」…という通知が送られます(=選任可能性の予告のようなものです)
 その中には、就職禁止理由(※自衛官や警察職員などは裁判員になれません)や、辞退理由(※学生、重病、過去5年以内の裁判員経験者など)があるかどうかを尋ねる調査票が同封されます

③その後、事件毎に裁判員候補者名簿の中から、くじによって裁判員候補者が選定されます

④やがて、裁判が行われる期日の6週間前までに、くじで選ばれた候補者に、選任手続期日の呼び出し書類が送られます(=選任可能性が現実化したことと日程のお知らせです)
 その中に、辞退事由の有無を確認するための質問票(※②の場合の調査票よりも詳しいもの)が同封されます

⑤やがて、裁判当日が来たら、選任された候補者は裁判が行われる裁判所に行き、裁判長から辞退希望の有無や理由、不公平な裁判をするおそれの有無などに関して質問を受けることになります

⑥⑤の手続きを踏まえて、最終的に、事件毎に裁判員6人が選任されることになります(※6人よりも多い候補者がいる場合、その中からくじで選ばれます)

→ ⑤と⑥の手続きはほとんどの場合午前中に終了し、最後に選ばれた裁判員は、その日の午後からさっそく公判に立ち会うことになります

裁判員は、時間をかけて慎重に選任されるのだということが改めてわかります☆

詳しくは最高裁判所のこちらのページをご覧下さい
by kaikou-law | 2008-05-28 18:30 | 裁判所
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